ユニットバスはお手入れが大事
ユニットバスは、トイレや洗面台と一体になっています。
浴室や浴槽だけをお手入れするのに比べ、ユニットバスは全体をクリーニングする必要があります。
ユニットバスのクリーニングが必要な理由は
ユニットバスはクリーニングしないと異臭が発生したり詰まったりし、それが健康の阻害にも繋がります。
健康維持
ユニットバスは通気性が悪く、カビなどが繁殖しやすいです。
カビを吸い込み続けると、アレルギー性鼻炎や肺炎などを発生します。
そのため、ユニットバスをクリーニングする事が健康の維持に繋がります。
リラックス空間を保つ
定期的にクリーニングしないと、カビやぬめりが原因の不快な臭いが入浴中に漂ってきます。
お風呂でのリラックス中に、黒カビやピンクカビが目に入ると気が滅入りますよね。
快適な入浴空間を保つには、ユニットバスのお手入れが必要です。
詰まりや臭いを防止する
排水溝に汚れが溜まると異臭がします。
ユニットバスの浴槽と洗い場の排水溝は繋がっており、構造的に詰まりやすいです。
排水溝の先にある排水管が詰まると、自力での掃除は難しくなります。
詰まりや悪臭防止のためにも、排水溝のお掃除は大切です。
長期的なコスト削減
ユニットバスの構造は複雑です。
排水管が奥にあるため、そこが詰まると専用の掃除器具を使わないと詰まりが解消できません。
その場合プロに頼む事になり、高圧洗浄機代などが別料金で必要になるケースがあります。
日頃からお手入れしておくと修理費用も発生しないため、長期的なコスト削減に繋がります。
ユニットバスのクリーニングをプロに頼むメリット
ユニットバスはお手入れが必要な箇所が多く、掃除も大変です。
プロに頼めば、ユニットバス全体を一度にクリーニングして貰えます。
徹底的に綺麗にしてくれる
プロに頼めば、こんな所まで?と驚くほど細かい箇所までお掃除して貰えます。
自力でお掃除したくても、元に戻せるか不安で分解できない場所もあります。
プロならユニットバスを壊す心配もないので、安心して細部のクリーニングをお願いできます。
時間の節約になる
ユニットバスは掃除が必要な範囲が広いです。
お掃除が必要な箇所は天井、壁、床、浴槽、換気扇、排水溝、トイレ部分、洗面ボール、浴槽下部分です。
これら全てをお掃除するのはとても大変で、時間もかかります。
労力と時間を考えれば、プロにお任せした方が良いでしょう。
掃除のストレスがなくなる
ユニットバスの掃除範囲は広く、一部にカビが生えるとユニットバス全体に広がります。
全ての箇所を定期的にクリーニングする必要があり、自力でお掃除すると時間をかなりつぎ込む事になります。
負担を感じるなら、プロに代行して貰いストレスをなくしましょう。
ユニットバスのクリーニング方法
この項ではユニットバスのクリーニングに必要な事前準備や、部位別のお掃除方法をご紹介します。
事前準備
ユニットバスのお掃除には、数種類の洗剤が必要です。
汚れにより、相性の良い洗剤が異なります。
水垢や石鹸カスには酸性洗剤、皮脂汚れには重曹などのアルカリ性洗剤、黒カビには塩素系洗剤を用意する必要があります。
ユニットバスの説明書も用意し、それぞれの部位ごとのお手入れ方法を参照しましょう。
天井・壁・床
壁と床以外に、天井のクリーニングも必要です。
天井にカビが生えていると、上から菌が落ちてきます。
天井や壁の上部分は掃除が大変で、はしごを使うと落下の危険もあります。
浴室の上部分の掃除には、フローリングの拭き取りワイパーの使用をおすすめします。
洗剤が目に入ると危険なので、高所を掃除する時は眼鏡やゴーグルで目を守って下さい。
不格好ですが、透明なゴミ袋をかぶってお掃除するという手もあります。
浴槽
浴槽の掃除は比較的簡単なので、毎日お掃除していれば短時間で済みます。
パッキン部分や浴槽の隅にカビが生えたり黒ずみができやすいので、細いブラシや使い終わった歯ブラシなどで磨きましょう。
換気扇・排水口
ユニットバスには、排水口の中に排水トラップという水を溜めておく場所があります。
水を溜める事で、排水管からの臭いや菌の逆流を防いでくれます。
排水トラップ自体が汚れていると、その機能が果たせません。
ユニットバスは湿気があるとカビが繁殖するため、換気が重要です。
換気扇が汚れていると、ユニットバス全体に汚れた空気が回ってしまうのでお掃除しましょう。
トイレ部分
トイレをきちんと洗浄しないと、大腸菌などが浴室部分にも入り込みます。
汚れを他の部分に広げないため、トイレの掃除道具と浴室を掃除するスポンジなどを共有するのはやめましょう。
尿汚れはアルカリ性なので、酸性の洗剤で落とす事ができます。
洗面ボール
洗面台は、ハンドソープなどの石鹸カスや水垢が溜まります。
大部分の汚れはアルカリ性なので、酸性の洗剤でお掃除して下さい。
鏡をお掃除する時は、洗剤で磨いた後シャワーをかけると楽に洗剤を流せます。
流した後そのままだとまた水垢ができてしまうので、布などで拭き取りましょう。
浴槽下部分
浴槽下部分に取り外せる場所があり、浴槽エプロンと呼ばれています。
汚れが溜まりやすい場所ですが、取り外し方がユニットバスにより異なり、説明書通りにお手入れしないと故障してしまう可能性が高いです。
メーカーによっては、自力ではお掃除せずプロに頼む事を推奨している場合もあります。
自宅でできるユニットバスのお手入れ
難しかったり面倒だったりするユニットバスのお手入れですが、日頃からお掃除していれば汚れは溜まりにくいです。
日常的なお掃除のコツ
掃除を楽にするコツは、とにかく汚れを防止する事です。
頑固で落とすのが大変なカビを防ぐには、入浴後に浴室全体を熱いお湯で流します。
熱湯をかける事がカビの予防になります。
火傷を防ぐため、お湯の温度は50℃までに留めておきましょう。
45℃以下のお湯だと、却ってカビが繁殖してしまうので注意が必要です。
お掃除の頻度
汚れを防ぐために必要なお手入れの頻度は、一日一回です。
ですがそれだと大変なので、最低三日に一度は軽くでも良いのでお掃除しましょう。
ユニットバス全体をざっと見て、汚れている場所をささっとお掃除するだけでも大丈夫です。
汚れは放置する事で落とし辛くなります。
月に一度は、排水トラップなどの細部もお掃除しましょう。
お掃除ラボ 黒衣の手からのワンポイントアドバイス
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まとめ(年に一度はプロに掃除を依頼・内部まで掃除)
ユニットバスはお手入れが必要な場所が多く、クリーニングが大変です。
汚れが溜まってしまった場合は、プロに頼む事をおすすめします。
詰まり等がなければ料金も安いので、奥までお掃除して貰ってスッキリしましょう。
抗菌コートをして貰えばお手入れが楽になりますし、次のクリーニングまでの間を開ける事もできます。
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◆大都保全興業株式会社
(お掃除ラボ 黒衣の手 運営元)
1954年創業。1979年設立。
住宅建築・リフォーム・ハウスクリーニング・ビルメンテンナンス業
大阪府知事許可
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