お掃除機能付きエアコンもクリーニングが必要？そのお掃除方法とは

お掃除機能付きエアコンは構造が複雑！自分でクリーニングできる？

お掃除機能付きエアコンは、お掃除機能があるからクリーニングする必要はないと思っていませんか？

実は、お掃除機能付きのエアコンが自分でクリーニングするのは一部分だけです。

それ以外は自分でお掃除しなければいけません。

ではどうやってクリーニングすれば良いのか？

この記事では、お掃除機能付きのエアコンのクリーニング方法や、その際の注意点などをご紹介します。

お掃除機能付きエアコンと普通のエアコンの違い

2つのエアコンの違いは、エアコンが自分でお掃除する機能があるかないかだけです。

エアコンはフィルターに汚れが溜まるので、頻繁にお掃除する必要があります。

お掃除機能付きエアコンは、その面倒なフィルター掃除を代わりに行ってくれますので、普通のエアコンに比べて日々のお手入れが楽です。

汚れがフィルターに溜まると、エアコンの効きが悪くなります。

エアコンの効果が弱いと温度を必要以上に上げたり下げたりしてしまうので、電気代が高くなります。

普通のエアコンは、内部の造りがシンプルです。

それに対しお掃除機能付きエアコンは、自身をクリーニングする機能により複雑な構造をしています。

お掃除機能付きエアコンはクリーニングが必要？

エアコンが掃除するのはフィルターのみ

お掃除機能付きという位だから、てっきりエアコン全体をクリーニングしてくれるものと思いがちですが、掃除してくれるのはフィルターだけです。

その他の部分や内部のお手入れは普通のエアコン同様にクリーニングが必要になります。

フィルター以外の内部などにも汚れが溜まる

エアコンは、フィルターの奥の内部にも汚れが溜まります。

部屋の空気を吸い込み、それを熱交換して冷気や温かい風を出すのがエアコンの仕組みです。

キッチンが近くにあれば、料理の油を含んだ水蒸なども一緒に吸い込みます。

その油がエアコン内部に付着したり、吸い込んだ水蒸気からカビが発生し汚れとなります。

お掃除機能付きエアコンを自分でクリーニングする際の注意点

フィルター以外は自分でお掃除する必要がありますが、その際は注意しないとエアコンを故障させてしまう可能性があります。

構造が複雑なので注意

お掃除機能付きエアコンは、そもそも自分でクリーニングを行うのに不向きの構造をしています。

普通のエアコンでも自分でクリーニングすると故障する可能性がありますが、お掃除機能付きエアコンなら尚更です。

フィルター掃除の機能により、普通のエアコンと比べて部品の数も多いので、エアコン掃除のプロでもクリーニングが難しいと言われています。

掃除できる箇所が限られている

普通のエアコンは構造が単純です。

大きな部品を外して拭き掃除をするなど、ある程度は自分でクリーニングできますが、お掃除機能付きエアコンはパーツが多く破損しやすいため、自分で分解できる箇所は限られています。

フィルターやダストボックス位しか取り外しできないので、自分でできる掃除は軽いお手入れ程度です。

自分でフィルターなどをお掃除する際は、お掃除中にエアコンが起動しては危険なため、必ず電源プラグを抜くかブレーカーを落としましょう。

お掃除機能付きエアコンのプロのクリーニングとは

お掃除が難しいお掃除機能付きエアコンですが、ではプロはどうやって汚れを取るのでしょうか？

プロならではのクリーニング方法をご紹介します。

分解して内部まで洗浄

エアコンは素人が分解すると、元に戻すのは難しいです。

中でもお掃除機能付きエアコンは部品が多く構造も複雑なので、自分で分解してしまうとまず戻せません。

お掃除機能付きエアコンの内部までお掃除したい場合はプロに頼みましょう。

プロは限界まで分解して、それぞれのパーツごとに洗浄して貰えます。

取り外した部品を洗浄

プロは、分解した部品を一つ一つ専用の洗浄剤で洗ってくれます。

部品の中には洗浄してはいけないパーツもありますが、プロならその辺は熟知しているので、水による故障の心配もありません。

洗浄はご自宅の庭や家の前、お風呂場を借りて行われる事が多いです。

クリーニング開始から動作確認までにかかる時間は、トータルで約3時間です。

お掃除機能付きエアコンはパーツが多いため、洗浄に時間がかかります。

組み立てと動作確認

洗浄後は、カビが発生しない様しっかり水分を拭き取ってから組み立ててくれます。

組み立て後の動作確認でもしエアコンが動かなかった場合、補償期間内でしたら業者の方で対応してくれることがあります。

依頼前に、HPなどでクリーニング後のアフター保障がある業者か、また自宅のエアコンの製造年月日などを確認しておきましょう。

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まとめ

お掃除機能付きエアコンが自分でクリーニングするのはフィルターだけです。

お手入れは楽ですが、普通のエアコンと同じく定期的な内部のクリーニングが必要になります。

お掃除付きエアコンはクリーニングの難しさから、プロに頼んだ場合普通のエアコンよりも料金が高額になることがあります。

しかし年に一度ほどプロにお掃除して貰い、更に抗菌コートなどをして貰えば長持ちすることで、ご自分で掃除する時間が短縮できたりとメリットが生まれるでしょう。

自分でできるエアコンの掃除と洗浄方法について解説します