自分でできる外壁のお手入れ方法について解説します

皆さんは自宅の外壁の汚れを気にしたことはありませんか？
自宅の外壁は常に紫外線や風雨などに晒され続けているため、年月が経つほど汚れています。
外壁は多種多様な性能を兼ね備えており、塗料によって快適に暮らせるかどうかも左右されます。
外壁のお手入れをするだけで自宅を長持ちできるのもポイントです。

それでは、なぜ外壁は汚れるのか、自分でできる外壁のお手入れ方法についてご説明しましょう。

外壁の汚れの原因

外壁が汚れるのは、ホコリ、塵、鳥のフン、排気ガス、藻、コケなど様々な原因がありますが、カビが発生すると木材が腐食する恐れがあります。
また、外壁が劣化するとひび割れや欠けなどが発生する可能性が高いため、早急な補修が必要です。
それでは、外壁の汚れの原因についてご説明しましょう。

ホコリ、塵、鳥のフン、排気ガス、藻、コケなど

外壁は紫外線や風雨に常に晒され続けているだけでなく、ホコリや塵、鳥のフンが付着しやすいです。
車の通行量が多い地域だと排気ガスで外壁が汚れてしまいますし、湿気が多い場所だと藻やコケなども発生しやすいでしょう。
年月が経つほど汚れが蓄積されていくため、新築当時と比べるとかなり薄汚れている可能性が高いです。
日当たりが悪い方角の外壁や湿気が多い場所など、様々な悪条件が重なる家程注意した方が良いでしょう。

カビの発生・木材が腐食する恐れ

日当たりが悪い、風通しが悪い方角の外壁はカビが発生しやすく、白い外壁の場合だとカビが目立って見えてしまいます。
また、外壁にカビが発生している場合は、同時に外壁にひび割れが起こっている可能性も考えましょう。
ひび割れが起きているとそこから雨水が侵入してカビが発生しやすくなる上に、木材が腐食する恐れがあります。

ひび割れや欠けなどの補修は優先

外壁には塗料が塗られていますが、使用する塗料によって耐用年数が違います。

数年しか持たない塗料もあれば十数年と長持ちする塗料がありますが、外壁のメンテナンスを怠っていると遅かれ早かれ塗料が劣化してしまい、ひび割れや欠けなどの問題が発生するでしょう。
ひび割れや欠けなどの問題が起きたくらいで大げさだと思う人もいるかもしれませんが、ひび割れなどを放置するとそこから雨水が侵入してしまい、屋内に雨水が浸透して雨漏りが発生しやすくなります。

雨漏りは建物自体の耐久性を低減してしまいますし、雨漏りの補修を行ったとしても予想以上の補修費用がかかることになるでしょう。
そうなる前に、建物を長持ちさせるためにもひび割れや欠けなどの補修を最優先で行うことが大切です。

自分でできる外壁のお手入れ

外壁のお手入れは自分で行うこともできますが、何より大事なのは安全第一で作業を行うことです。
外壁の高いところまでお手入れしようとすると高所作業になってしまうので足を滑らせてしまうような危険性があります。
狭い場所も同様にお手入れしにくいので、狭い場所や高所作業などは避けるようにしましょう。
どうしても外壁全体を隅々まで綺麗にしたい場合は、プロの業者に依頼するのがおすすめです。

必要な道具

自分で外壁のお手入れをする時に必要になる道具は、以下の通りです。

1. 柔らかいスポンジかブラシ
2. バケツ
3. ゴム手袋
4. ホース
5. 必要に応じた洗剤
6. できれば高圧洗浄機
7. 養生ビニール
8. 汚れても良い服装

お掃除手順

自分で外壁のお手入れをする時の手順は、以下の通りです。

1.飛散防止のために周辺を養生する

最初に近隣周辺に迷惑がかからないように、周辺を養生していきます。

2.外壁の水洗い

次に最初に外壁の水洗いをすることによってある程度の汚れを落とすことができます。
もしも高圧洗浄機を持っているなら、ここでほとんどの汚れを落とすことができるでしょう。

3.コケや藻の汚れは中性洗剤を使用して落とす

コケや藻は水洗いをしてもなかなか落ちないので、中性洗剤とブラシやスポンジを使って擦り落としていきます。
ただし、モルタル製やサイディング素材の場合は強く擦ってしまうと素材を傷めてしまうため、柔らかいスポンジやブラシを使うのがおすすめです。

4.高圧洗浄機は近隣に飛散する恐れがある場合は注意が必要

ただし、高圧洗浄機は水を高圧で噴射して汚れを落とすため、勢い余って近隣に飛散する恐れがあります。
場所によっては迷惑になってしまうので、状況次第で高圧洗浄機が使えなくなる可能性があるでしょう。
後は仕上げに水洗いをして完了です。

まとめ

外壁の汚れは毎日付着していると言っても過言ではないため、定期的に外壁のメンテナンスを行う必要性があります。
特に塗料の塗り替えは非常に重要なので、数年おきに業者に相談して外壁塗装工事を行ってもらうことが大切です。塗り替えの必要性を無視すると外壁にひび割れなどの問題が発生し、雨水が侵入して雨漏りを引き起こしてしまうでしょう。
そうならないためにも、定期的なお手入れが必要です。

自分ではなかなか落ちない外壁の汚れでお困りの方は無理せずプロに相談して掃除してもらうのがおすすめです。

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