IHクッキングヒーターとガスコンロの掃除方法を解説します

ガスコンロ

目次

皆さんは家でIHクッキングヒーターかガスコンロのどちらを使用していますか?
IHクッキングヒーターやガスコンロを使っている家庭ほど様々な汚れが付着しやすいので、定期的なお手入れが必要になってきます。しかし、うっかり汚れを放置してしまい、頑固な汚れを落とすことになった人も多いのではないでしょうか。

今回はうっかり放置してしまった人のために、IHクッキングヒーターとガスコンロを掃除する際に必要な道具や掃除方法を解説します。
それでは、IHクッキングヒーターとガスコンロの掃除方法についてご説明しましょう。

IHクッキングヒーター派とガスコンロ派

IHクッキングヒーターとガスコンロのどちらかを選ぶ場合、どちらを導入しようか迷う人も多いのではないでしょうか?
それぞれ様々なメリットやデメリットがある上に、掃除方法も大きく違ってきます。
それでは、IHクッキングヒーターとガスコンロではどちらを選ぶ人が多いのかご説明しましょう。

IHクッキングヒーターの普及率は25.4%(環境省の調査)

環境省の調査によると、IHクッキングヒーターの普及率は25.4%ということが分かりました。

つまり、ガスコンロ派の人は74.6%もいるということで、ガスコンロを使用する家庭が7割以上もいるということになります。まだまだIHクッキングヒーターが普及していないのは、ガスコンロの方が火力が出ると感じている人が多かったり、昔からガスコンロを使用しているから慣れている人が多かったりするのかもしれません。

しかし、IHクッキングヒーターはガスを使わないので火事を引き起こす心配はありませんし、オール電化にも対応しています。何より火力も十分に出せるため、ガスコンロに負けず劣らずの料理が作れるでしょう。

IHクッキングヒーターのお手入れ

IHクッキングヒーターのお手入れを行うにあたって覚えておきたいのは、以下の通りです。

  • 必要な道具
  • ガンコな焦げ付き汚れの掃除方法
  • ガンコな油汚れの掃除方法
  • 排気口・グリルの油汚れの掃除方法
  • タッチパネルの汚れの掃除方法

それでは、IHクッキングヒーターのお手入れ方法についてご説明しましょう。

必要な道具

IHクッキングヒーターの掃除に必要な道具は、以下の通りです。

  • 重曹
  • アルミホイル
  • スプレーボトル
  • クレンザー
  • 中性洗剤
  • ゴム手袋

ガンコな焦げ付き汚れ

ガンコな焦げ付き汚れの掃除手順は、以下の通りです。

  1. 焦げ付いた部分に重曹を乗せる
  2. 重曹に水をかけて少し濡らす
  3. アルミホイルを丸めて焦げた部分を軽く擦っていく
  4. アルミホイルが汚れたら捨てて、焦げ付きが落ちるまでアルミホイルで掃除し続けて完了

アルミホイルで軽く擦るだけで落ちるので、重曹の漬け置きは必要ありません。

ガンコな油汚れ

ガンコな油汚れの掃除手順は、以下の通りです。

  1. 油汚れの部分にクレンザーを塗布する
  2. 丸めたアルミホイルで塗布した部分をくるくると優しく擦る
  3. 油汚れが取れたら水を含ませた布でクレンザーを拭き取って完了

IHクッキングヒーターによってはスチールウールが付属していることがあるので、その場合はスチールウールを使いましょう。

排気口、グリルの汚れ

排気口、グリルの汚れの掃除手順は、以下の通りです。

  1. 使い終わったら毎回グリルプレートを外して中性洗剤で洗う
  2. グリル本体も使い終わったら中性洗剤を含ませた柔らかい布で拭く
  3. もしもグリルが汚れた場合は、洗う前に中性洗剤を薄めた液に数時間漬け置きする
  4. 漬け置きした液を流してすすぎ、まだ汚れていたら洗って完了
  5. グリルの排気口は取り外せるようになっているので、1週間に1回は取り外して中性洗剤で洗う

タッチパネルの汚れ

タッチパネルの汚れの掃除手順は、以下の通りです。

  1. 中性洗剤を含ませた布で擦る
  2. 汚れを落としたら乾いた布で綺麗にする

ガスコンロのお手入れ

ガスコンロのお手入れを行うにあたって覚えておきたいのは、以下の通りです。

  • 必要な道具
  • ガンコな焦げ付き汚れの掃除方法
  • ガンコな油汚れの掃除方法
  • ゴトク、バーナー、グリルの汚れの掃除方法
  • グリルツマミ(ボタン)部の汚れの掃除方法

それでは、ガスコンロのお手入れ方法についてご説明しましょう。

必要な道具

ガスコンロの掃除に必要な道具は、以下の通りです。

  • 中性洗剤
  • アルカリ洗剤
  • シートクリーナー
  • ブラシ
  • クレンザー
  • スポンジ
  • アルミホイル
  • 竹串
  • ティッシュペーパー

ガンコな焦げ付き汚れ

ガンコな焦げ付き汚れの掃除手順は、以下の通りです。

  1. 焦げ付いた部分に重曹を乗せる
  2. 重曹に水をかけて少し濡らす
  3. アルミホイルを丸めて焦げた部分を軽く擦っていく
  4. アルミホイルが汚れたら捨てて、焦げ付きが落ちるまでアルミホイルで掃除し続けて完了

アルミホイルで軽く擦るだけで落ちるので、重曹の漬け置きは必要ありません。

ガンコな油汚れ

ガンコな油汚れの掃除手順は、以下の通りです。

  1. 油汚れの部分にクレンザーを塗布する
  2. 丸めたアルミホイルで塗布した部分をくるくると優しく擦る
  3. 油汚れが取れたら水を含ませた布でクレンザーを拭き取って完了

ゴトク、バーナー、グリルの汚れ

ゴトク、バーナー、グリルの汚れの掃除手順は、以下の通りです。
ゴトクはスポンジに中性洗剤やクレンザーをつけて汚れを拭き取り、お湯で流して水気を拭いていきます。
バーナーは周辺や本体を布で汚れを拭き取った後に、バーナーの穴に竹串を差し込んで掃除していきます。

グリルの受け皿は使うたびに中性洗剤で洗っていきます。焼き網は水に漬け置きするか、中性洗剤をかけて5分ほど放置した後にスポンジで水洗いしましょう。グリル本体も使い終わったら中性洗剤を含ませた柔らかい布で拭いていきます。

グリルツマミ(ボタン)部の汚れ

グリルツマミ(ボタン)部の汚れの掃除手順は、以下の通りです。

  1. ティッシュペーパーを中性洗剤に浸す
  2. ツマミに中性洗剤に浸したティッシュペーパーを巻き付ける
  3. 汚れが溶けてきたら水拭きで仕上げる

まとめ

IHクッキングヒーターとガスコンロは普及率こそ違うものの、基本的に掃除方法は大きな違いはありません。
定期的に掃除していれば簡単なお手入れをするだけでいいですが、長らく放置してしまった場合は中性洗剤やアルカリ洗剤などを使う必要性があるでしょう。
基本的に自宅にあるものだけで綺麗に掃除できるので、掃除自体は手軽にできるのがポイントです。

ガスコンロ、IHクッキングヒーターのお掃除でなかなか落ちない汚れでお困りの方は無理せずプロに相談して掃除してもらうのがおすすめです。