粗大ゴミの捨て方はどうすればいい?

ごみの捨て方

目次

自宅で粗大ゴミが出た時、どんな風に捨てればいいのか分からない人も多いのではないでしょうか?
粗大ゴミは基本的にサイズが大きいですが、中にはサイズが小さくても粗大ゴミとして扱うこともあります。
粗大ゴミを回収してもらうのか、それとも直接持ち込んで処分してもらうのかによって様々な違いがあるので、自分が住んでいる自治体のルールを確認して処分する必要性があります。
それでは、粗大ゴミの捨て方についてご説明しましょう。

粗大ゴミ(大型ごみ)とは

一般的に粗大ゴミに分類される大型のゴミはどんなものなのか詳しく知っているでしょうか?
どんなものが粗大ゴミに分類されるのかが分かれば、処分しやすくなります。
それでは、粗大ゴミとはどんなものなのかご説明しましょう。

粗大ゴミにはどんな種類がある?

粗大ゴミに分類される種類は、基本的に寸法や重量を超えた大きな廃棄物などが対象になります。
明らかに人力で運ぶのが困難な大型のゴミは基本的に粗大ゴミに分類されますが、自治体によって違うのでお住まいの自治体の粗大ごみ受付センターなどにアクセスしてチェックするのがおすすめです。

素材

基本的に寸法や重量を超えた大きな廃棄物などが対象になるので素材はそこまで関係ないかもしれません。
強いてあげるとするなら、金属やプラスチック、木材等の素材が該当します。

サイズ

粗大ゴミに分類されるのは、金属であれば30 cm 以上、プラスチックや木材であれば30 cm から 50 cm 以上の大きさのものが該当します。
ただ、基本的に住んでいる地域の自治体によってルールが細かく決められているため、どのサイズが粗大ゴミに分類されるのかチェックする必要性があるでしょう。

自治体によってルールが違う

粗大ゴミを処分する際に忘れてはならないのが、住んでいる地域の自治体によってルールが違うことです。
粗大ゴミにおけるルールはゴミ出しのガイドラインに記載されているので、粗大ゴミを捨てる時は必ずガイドラインを確認する必要性があります。
それでは、自治体によってルールが違う粗大ゴミの捨て方についてご説明しましょう。

自分の住んでいる地域のごみ出しのガイドラインを知ろう

粗大ゴミを捨てる前に、自分の住んでいる地域のゴミ出しのガイドラインについて確認しましょう。
ガイドラインには、基本的にどのサイズから粗大ゴミに分類されるのか、処分方法や処分する際の注意事項などが書かれています。基本的にガイドラインに沿って処分しなければならないので、粗大ゴミを処分する前に必ず確認しましょう。

回収には有料と無料とがある

粗大ゴミを回収する際にお金があっかるのではないかと思うかもしれませんが、有料か無料で回収する方法があります。
有料の場合、基本的に粗大ごみ処理券を購入して処分する粗大ゴミに貼り付け、玄関口などの指定された場所に置いておくことになります。
この時必要になる粗大ごみ処理券は品目によってどのくらいの費用がかかるのか細かく違うため、自治体の粗大ごみ受付センターにアクセスしてどのくらいの料金がかかるのか確認しましょう。

また、中には不用品回収業者を利用したり、持込ステーションに粗大ゴミを持ち込んだりした時に無料で回収してくれることがあります。ただ、基本的に有料で回収してもらった方が良いでしょう。
粗大ゴミを持ち込むのは非常に大変ですし、車を持っていたとしても手軽に運び込めるものではありません。
また、無料を謳っている不用品回収業者の中には悪質な業者が存在するため、あまりおすすめできません。

家電リサイクル法対象品は有料

家電リサイクル法対象品になっているものは、粗大ゴミとして処分することができません。
家電リサイクル法対象品は、エアコン、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機です。
これらを処分したい時は、家電小売店に引き取ってもらうか、直接指定の引き取り場所に持ち込むか、家電リサイクル受付センターに申し込む必要性があります。
なお、いずれも有料なのでどのくらいの料金がかかるのかチェックしましょう。

自分で持ち込むor回収を依頼

粗大ゴミを処分する場合、基本的に指定された持込ステーション等に自分で持ち込むか、粗大ゴミの処分を申し込んで回収を依頼することになります。
自分で持ち込む場合は粗大ゴミが積載できるほどの大きな車が必要です。ただ、基本的に持ち込むよりも回収を依頼した方が手軽に処分できます。ただ、粗大ゴミを回収してもらう場合、ほとんど予約がいっぱいで1ヶ月先になる可能性があるので注意しましょう。

北摂地域の粗大ゴミ処分方法をまとめてみました

自治体によってルールが違うということから、大阪市、豊中市、箕面市の3都市を参考に、粗大ゴミの処分方法についてまとめてみました。

自治体【条件】手順 
大阪市  

家庭から出されるごみで、最大の辺または径が30センチメートルを超えるもの、あるいは棒状で1メートルを超えるもの。 引越しや大掃除などで多量に出されるごみを含む。 事業所やお店から排出されるごみなど対象外。
手順①
申し込み    
下記いずれかの方法で申し込む
●電話
●インターネット
●ファクシミリ、はがき
手順②
粗大ごみ処理手数料券の購入
●1点ごとに「粗大ごみ処理手数料券」を購入。詳しくは、「粗大ごみ処理手数料一覧表」のページを参照。
●以下は大型ごみとして出せない
粗大ごみ収集の対象外
手順③粗大ごみを出す●「粗大ごみ処理手数料券」を貼り、収集日の朝8時30分までに出す。 手数料券に受付番号又は氏名を記入し、よく見えるところに貼り付けておく。 収集が終わるまで、手数料券の「購入者控(領収書)」は保管しておく。
参考動画 大阪市環境局 家電リサイクル法対象品目ってなぁ~に?どうやって処分したらいいの?
自治体【条件】方法 
箕面市  

箕面市では基本「燃えるごみ専用袋」に入りきらないものは、「大型ごみ」とする。 処分方法は大きく分けて3つ。  
方法①
長い部分をはかって大型ごみ処理券を購入して、月2回の大型ごみの日に出す(1回につき1個)。    
●市の指定袋に入らない大きさで、長辺が1.5メートルなら処理券1枚、1.5メートルから3メートルなら処理券2枚を見えやすい場所に貼り付ける。処理券は「箕面市指定ごみ袋取扱店」で購入。
●以下は大型ごみとして出せない
家電リサイクル法対象品
資源有効活用促進法のパソコン機器
処理困難物
排出禁止物
方法②
大型ごみの日に出せないものは臨時収集を申し込む。
●多量に出る場合は臨時収集(1立方メートルまでごとに2,520円)を申し込む。収集希望日の1週間前までに環境整備室へ電話で申し込む。臨時収集は、立ち会いが必要。
方法③
曲げる、畳むなどして指定袋で出す。
●大型でも工夫して市指定袋に入れば、「燃えるごみ」or「不燃ごみ」として出してOK。
自治体【条件】手順 
豊中市  
毎月1回、有料粗大ごみの日あり。 最大の辺または、径が30センチメートル以上の電気機械器具。 市指定ごみ袋に入らない大きなもの(電気機械器具以外のもの)。
手順①
申し込み  
下記いずれかの方法で申し込む。
●電話             
●インターネット
手順②
毎月1回、有料粗大ごみの日に出す。
●「粗大ごみ処理券」を購入して5点まで捨ててOK。「粗大ゴミ申込受付品目一覧」参照。
●以下は大型ごみとして出せない
特定家庭用機器再商品化法の対象品目
手順③
粗大ごみ収集日当日
●処理券に受付番号と収集日を記入して貼り、収集日の朝8時30分までに出す。

 お掃除ラボ 黒衣の手からワンポイントアドバイス

「粗大ゴミの捨て方はどうすればいい?」

    1. 粗大ゴミに分類される種類は、基本的に寸法や重量を超えた大きな廃棄物などが対象
    2. 自治体によって違うのでお住まいの自治体のガイドラインをチェック
    3. 家電リサイクル法対象品は粗大ゴミとして処分できないことが多い

まとめ

粗大ゴミは何かと処分に困るものですが、住んでいる地域の自治体のガイドラインに沿って処分することができます。
自治体でなくとも不用品回収業者に依頼することもできますが、中には悪質な業者が存在するので本当に信頼できる業者でない限りおすすめできません。
処分したい粗大ゴミを捨てるにはどのくらいの料金がかかるのか、粗大ごみ受付センターにアクセスしてチェックしましょう。

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