浴槽・バスタブ・風呂小物も残り湯でお掃除できる方法を解説します

残り湯でカンタンお掃除

目次

様々な水回りの中でも特に汚れやすいのが、浴槽、バスタブ、お風呂の小物です。
これらは湿気や石鹸カスなどの様々なものが原因で水垢やカビなどの汚れが発生しやすくなるため、定期的に掃除する必要性があります。
ここで掃除をする際に便利なのが、お風呂の残り湯です。

お風呂の残り湯を使うことで、すぐに捨てずに有効活用できるのが大きなポイントです。
有害な菌の多くは60℃以上でないと死滅しないため、浴室内の多くは菌の温床です。
それでは、浴槽、バスタブ、お風呂の小物の掃除を残り湯を使ってお掃除する方法についてご説明しましょう。

浴槽・バスタブ・お風呂小物のお掃除準備

浴槽、バスタブ、お風呂の小物のお掃除をする際に用意するものは、以下の通りです。

  • 重曹(残り湯用) 200cc程度
  • 重曹ペースト
  • タオル
  • キッチンペーパー
  • 歯ブラシ
  • ゴム手袋
  • スプレーボトル

基本的に重曹だけあれば大抵の汚れは落とせるので、重曹を用意するだけで手軽に掃除ができるのがポイントです。
弱アルカリ性の重曹が石鹸カスなどの汚れを落としやすくしてくれます。
石鹸カスや皮脂汚れは酸性で、重曹の弱アルカリ性と中和反応で汚れを浮かせてくれるんです。

ただし、重曹だけでは汚れを落としきることができない場合もあるので、重曹ペーストや歯ブラシなどを用意しておくと便利です。

浴槽の種類別、お掃除ポイント

浴槽の素材別におけるお掃除のポイントは、以下の通りです。

素材掃除のポイント
FRP(ガラス繊維強化プラスチック)FRPは一般的な住宅に広く普及されている素材であり、保湿性、耐久性、耐衝撃性に優れています。
浴槽が汚れている時は、硬いたわしやクレンザーなどでゴシゴシと擦らないようにしましょう。
硬い素材や研磨剤を使うと表面を傷つけてしまいます。
したがって、中性洗剤や柔らかいスポンジを使って落としていきましょう。
水垢や石鹸カスを見つけたら、キッチンペーパーにクエン酸を染み込ませて気になる部分に貼り付けましょう。
プラスチック・ポリプラスチック・ポリは人工大理石として使われており、デザイン性の高さと手入れのしやすさが大きなポイントです。
汚れがつきにくいので中性洗剤やスポンジを使うだけで大抵の汚れを落とすことができます。 ただし、柔らかい素材なのでたわしやクレンザーを使うと傷がつきやすいですし、アルカリ性や酸性の洗剤も傷みや変色を引き起こす可能性があるので避けましょう。
ステンレスステンレスは保湿性に優れており、錆びやひび割れ、変色などの心配がありません。
ただし、表面の傷がつきやすいため、たわしやクレンザーを使うのは厳禁です。
特に目に逆らって掃除をすると傷つきやすいため、目に沿って掃除しましょう。
ヒノキなどの木材ヒノキなどの木材は自然の温もりや肌触りが感じられるのが特徴です。
ただし、木材は他の素材よりも特に湿気に弱いため、いつも以上に湿気や水分に気を付けなければなりません。

残り湯でお風呂の小物つけおき掃除

残り湯で漬け置きお掃除をする時の手順は、以下の通りです。
入浴剤が入った残り湯を使うことはやめてください。
色移りの原因となります。

①残り湯に重曹をいれて混ぜる

②風呂イス、洗面器ほか風呂小物を沈める

③一晩置く

④取り出して水で洗い流す

⑤しつこい汚れには重曹ペーストをのせて歯ブラシ、スポンジ等で軽く磨く

それでは、それぞれのお掃除のポイントについてご説明しましょう。

①残り湯に重曹をいれて混ぜる

入浴後の残ったお湯に重曹を入れて混ぜていきましょう。

そこまで多く入れる必要性はありませんが、カップ1杯程度の重曹を入れてよくかき混ぜましょう。

②風呂イス、洗面器ほか風呂小物を沈める

残り湯に重曹を混ぜたら、お風呂のイスや洗面器、お風呂の小物を全て浴槽に沈めます。
沈めるだけでいいので、後は何もする必要性はありません。

③一晩置く

お風呂に小物類を沈めたら、一晩置きましょう。
いわゆる漬け置きの状態にするので、一晩置くことで効率良く汚れを落とすことができます。

④取り出して水で洗い流す

一晩経ったら、沈めたお風呂のイスや洗面器、お風呂の小物を全て取り出しましょう。
取り出したものおw全て水で洗い流せば、気になる水垢などの汚れが落ちている可能性が高いでしょう。

⑤しつこい汚れには重曹ペーストをのせて歯ブラシ、スポンジ等で軽く磨く

一晩漬け置きしたとしても、必ずしも全ての汚れが落ちるわけではありません。
しつこい汚れがまだ残っている可能性があるので、ペースト状にした重曹を乗せて歯ブラシやスポンジ等で軽く磨いていきましょう。

まとめ

浴槽、バスタブ、お風呂の小物は湿気や石鹼カスなどの原因によって水垢などが発生しやすいため、定期的に掃除する必要性があります。

効率良く汚れを落とすためにも、お風呂の残り湯を使って掃除するのがおすすめです。
残り湯を使う時は、入浴後に浴槽のお湯を抜くタイミングでお掃除していきましょう。
雑菌が増えるので余った残り湯は残さず捨てることをおすすめします。
お風呂の小物の浸け置きは汚れが気になり出したら掃除するのがおすすめです。

ただ、忙しくてあまり掃除できない人もいるでしょう。
そんな時は、無理をせずにプロに相談するようにしましょう。
プロであれば専門的な技術によってあっという間に汚れを落としてくれるのでおすすめです。

参考 重曹とお風呂の残り湯で洗面器類洗ってみた【掃除】

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