中古物件の水回りリフォームで失敗しない!事前に確認すべきポイントを解説

目次

中古物件を購入したときに最初に検討したいのが「水回りのリフォーム」です。キッチン、浴室、トイレ、洗面所は毎日使う場所だからこそ、快適さと清潔さが暮らしの質を大きく左右します。しかし、どこから手をつければいいのか、どんな点に注意すればいいのか分からず、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、中古物件の水回りリフォームを成功させるために、事前に確認しておきたいポイントを詳しく解説します。リフォーム後の掃除をしやすくするコツについても紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

中古物件の水回りリフォーム前に確認すべきポイントとは

中古物件の水回りのリフォームを成功させるためには、事前に現状をしっかりと把握したうえで、適切な工事をすることが重要です。以下で、リフォーム前にチェックしておきたいポイントを詳しく紹介します。

配管の老朽化や水漏れの有無をチェック

水回りのリフォーム前に最初に確認するポイントは、配管の老朽化や水漏れの有無です。配管トラブルは放っておくと下地の腐食や床の張り替えなど、大きな出費につながりやすいため、早めに気づくことが重要です。

チェックするときは、シンク下や洗面台下、トイレ周りにシミやカビ、床を踏んで沈むような感じがないかを注意深く見ましょう。もし、このようなサインがある場合は、見えないところで水漏れが進行している可能性があります。さらに、実際に水を流して、濁りやニオイ、サビっぽい色、水圧が弱くないかもチェックして、問題なく使用できる状態か必ず確認しておきましょう。

設備の使用年数や故障の兆候を確認

キッチンや浴室、洗面、トイレの製造年やリフォーム履歴が分かれば、どれだけ使われてきた設備なのかが判断できます。設備ごとの状態を把握することで、交換が必要な場所とまだ使える場所が判断でき、無駄のないリフォーム計画が立てられます。

実際に、サビやひび、変色、コーキング割れなどの劣化、シャワーの温度ムラや排水のニオイといった不具合がある場合は、交換を前提にリフォーム会社へ見積もりを相談しておくと安心です。

間取りや動線が使いやすいかどうかも見極める

水回りの間取りや動線の使いやすさは、毎日の家事効率に直結するポイントです。キッチンから洗面所、浴室、洗濯機置き場までの距離や行き来のしやすさを、実際の家事の流れに沿ってイメージしてみましょう。タオルや洗剤、掃除道具などを使う場所の近くに収納できると、動線がよりスムーズです。

さらに、間取りを考える際に将来のライフステージの変化も視野に入れておくことをおすすめします。子どもが増えたときや高齢になったときも無理なく使える間取りかどうかを考えておけば、長く快適に使える水回りを実現できます。

水回りリフォームはどこから手をつける?優先順位と費用の確認

限られた予算を効率良く使うためには、劣化の度合いと生活への影響を判断して、リフォームする場所の優先順位を決める必要があります。ここでは、水回りリフォームの優先順位と費用の確認について見ていきましょう。

劣化しやすい浴室・トイレからのリフォームが安心

浴室やトイレは水漏れやカビで劣化が進みやすいため、優先的にリフォームを検討したい場所です。

浴室では、タイルのひび割れ・カビの広がり・床の軟らかさ・排水の流れを確認します。特に床が沈むような感触がある場合は、下地が腐っている可能性があるため、早めの対応が必要です。

トイレでは、便器のガタつき・水の流れの悪さ・ニオイ・黄ばみや黒ずみなどをチェックします。床や壁にシミがある場合は、過去の水漏れや尿はねが原因の可能性があり、内装を含めてリフォームを検討するとよいでしょう。

キッチンは「使いやすさ」と「掃除のしやすさ」が重要

次に優先順位が高いのがキッチンです。キッチンは特に使い勝手と掃除のしやすさが日々の快適さを左右するため、全体の動きをイメージすることが大切です。たとえば、調理から配膳、片付けまでスムーズに動けるか、コンロやシンクの高さが自分の身長に合っているかをチェックします。

また、汚れやすいコンロやシンクを、汚れにくく掃除がしやすいものにすることで日々の負担を減らせます。キッチンのリフォームは、今の住まいで感じている使いにくさを解消するように計画するのが、理想を実現するコツです。

水回りリフォームの平均費用と相場感を知っておく

水回りリフォームで限られた予算を効率的に使うためには、事前に費用相場を把握しておくことが重要です。

キッチン、浴室、洗面、トイレそれぞれについて、最低限・標準的・こだわりの3段階で費用感を把握しておくと予算が組みやすくなります。見積もりでは本体価格だけでなく、解体・処分費、配管工事、電気工事、内装工事なども含めた総額で考えることが大切です。また、複数個所をまとめて工事する場合と個別に行う場合で見積もりを比較し、最適なプランを選ぶとよいでしょう。

掃除のしやすさも重視!後悔しない水回りリフォームのコツ

水回りリフォームの満足度は、新しくなった瞬間よりも、その後どれだけ掃除しやすいかが大きく影響します。ここでは、リフォームの際に意識したいポイントを紹介します。

汚れがたまりにくい素材・形状を選ぶのがカギ

水回りの設備は、継ぎ目や凹凸が少ないほど、汚れが入り込みにくく掃除が簡単です。トイレでは、フチなしタイプや防汚コーティングが施された便器など、汚れにくさを意識して選ぶとよいでしょう。浴室では目地が少ない壁や床を選ぶことで、カビやヌメリの掃除が格段に楽になります。さらにキッチンの天板やシンク、壁パネルも汚れが落としやすく傷に強い素材を選ぶことで、長期間きれいな状態を保てます。素材感がイメージしにくい場合は、ショールームで実物を確かめるのがおすすめです。

段差・隙間・凹凸を極力減らして清掃性アップ

段差や隙間など入り組んだ空間の掃除は大変です。日々の掃除がしやすいように、洗面台や洗濯機と壁の隙間、トイレタンクの周りなど、手や掃除機が入りにくい隙間をなくす工夫が必要です。造り付け収納やビルトイン家電を活用すれば、家具の脚周りや細かい隙間が減り、掃除の手間を大幅に削減できます。浴室の棚やカウンターは取り外して丸洗いできるタイプにしておくと掃除がしやすく、いつでも清潔に保てて安心です。

将来の掃除・メンテナンスも考えた提案ができる会社に依頼を

水回りを長く快適に使うためには、リフォーム後の掃除方法やメンテナンスまでふまえたアドバイスをしてくれる会社を選ぶことが大切です。清潔に保つための掃除方法やメンテナンス時期について相談できる会社は、長く安心して任せられます。さらに、ハウスクリーニングも行うリフォーム会社なら、工事後の仕上げ清掃や定期クリーニングまでまとめて依頼できます。まずは無料見積もりで現状と必要な工事・クリーニング内容を確認してみるとよいでしょう。

まとめ

中古物件の水回りリフォームを成功させるためには、事前に状態をしっかり確認し、優先順位をつけて進めることが大切です。浴室やトイレなど劣化しやすい場所から着手し、使いやすさと掃除のしやすさを両立させる選択を意識するとよいでしょう。そして、信頼できる会社選びも重要です。複数社から見積もりを取り、費用だけでなく提案内容や対応も比較して、自分の暮らしに最適なプランを見つけてください。