マンションの給水ポンプを交換したい!止水時間や工事時間の目安・短縮ポイントを解説!

目次

マンションにはさまざまな水道設備が整っています。その中でも重要な存在として扱われているのが、給水ポンプです。

給水ポンプには、「高架水槽方式・加圧給水方式・増圧直結給水方式」などの種類がありますが、それぞれ耐用年数があり定期的に交換する必要があります。

当然、その交換時には止水されるため入居者様に負担がかかってしまうでしょう。

本記事では、マンションの給水ポンプの交換にかかる時間、短縮可能なのか詳しく解説していきます。

マンション給水ポンプ交換にかかる時間はどれくらい?

マンション給水ポンプ交換時、そのマンションは断水状態になります。

そのため、入居者様への負担を最小限に抑えたいというオーナー様や業者様も多いはずです。

まず、マンション給水ポンプ交換にかかる時間はどれくらいかかるのか、一般的な交換時間を解説します。

給水ポンプ交換は半日〜1日が一般的な目安

給水ポンプ交換は、給水ポンプの種類や設置場所、マンションの規模などにより作業時間が変わってきます。

しかし、半日〜1日が一般的な目安と言われているため、長く見積もっても1日程度と考えておくと良いでしょう。

また、単独ポンプの交換となった場合は約3時間で終了するケースもあるため、給水ポンプによっては比較的断水時間を短くすることも可能です。

マンションの規模で作業時間は大きく変わる

給水ポンプの交換時間は、給水ポンプの種類などだけでなくマンションの規模によって大きく変わります。

小規模なマンションの場合は給水ポンプ自体が重量感がなく、搬入出や配管接続などがさほど困難ではないため半日程度で作業が終了する可能性があるでしょう。

一方、中規模から大規模マンションは受水槽周りのポンプ交換などの作業が増えるだけではなく、水質確認、試運転などさまざまな工程が追加されるため1日程度かかるケースが多いです。

もちろん、そのマンションに使用されている給水ポンプ、搬入経路、ハツリ作業などのマンション規模以外にも作業時間に影響を与える要因は多くあります。

断水時間はどれくらい発生するのか

給水ポンプは受水槽から、マンションの各戸へ水を圧送する役割を担う設備です。

そのため、断水ポンプの交換中は強制的に断水状態になります。

蛇口から水を利用することができない状態にあるため、入居者様に負担をかけないためにできる限り断水時間を短くしたいと考えるはずです。

単独ポンプであれば2時間〜4時間と考えられますが、配管工事または制御盤交換などが必要の場合は半日もしくは1日断水となるケースもあります。

どのような作業が必要になるかにより、断水時間は大きく左右されるため注意しておきましょう。

工事時間はどう決まる?給水ポンプ交換の流れと工程

給水ポンプを交換する際、専門業者に依頼するのが一般的です。

給水ポンプ交換の専門業者による工事時間、給水ポンプの流れについて下記で解説していきましょう。

事前調査と機種選定にかかる準備時間

給水ポンプの交換工事を実施する上で、まず行われるのが事前調査と機種選定です。

事前調査は既存ポンプの状態や耐用年数などを確認しますが、ほか現地調査としてブレーカー位置、搬入経路など工事を行う上で事前に知っておくべきポイントを押さえ、断水時間などを設定します。

その上で、実際に交換する機種を選定し、工事当日の作業に臨むかたちです。

既存ポンプの撤去から新設までの作業工程

給水ポンプ工事は、まず既存ポンプの取り外しから始まります。古いポンプを取り外したのち、新しい給水ポンプを取り付けて配管接続や電気系統の調整を終了し、給水ポンプを取り付けて設置の完了です。

試運転・水圧確認・復旧作業までの最終工程

本体が設置された後、給水ポンプが正常に動作するかの試運転が行われます。

また、重要なのが水圧試験です。

規定の圧力と考えられている1.5倍〜1.75倍で一定時間保持したのち、漏水や圧力低下が発生していないかの確認をします。

そして、バルブ開放をして通水して健全な水が出るのか確認したのち、制御版の試運転などが行われます。

そして、最後に受水槽の安全性を確認した上で清掃、バルブの元付けを確認し断水解除となり復旧作業の終了です。

工事時間を短くするには?トラブルを防ぐポイント

給水ポンプの交換作業時は、断水状態であり各戸の日常生活に影響が出ます。

そのため、可能な限り工事時間を短くすることがトラブルを防ぐコツです。

ここでは、給水ポンプの交換時間を短くする上でのポイントについて解説しましょう。

事前の現地調査が工事時間を左右する

給水ポンプの交換時、事前調査が工事時間を短縮する最大のポイントになります。

現地の状況から早い段階で事前配管加工ができれば、数時間かかる工程を省くことが可能です。

また、搬入経路の徹底したチェック、給水ポンプの撤去や設置を行う上での対策を事前に業者側が行うことでスムーズに交換工事を進めることができます。

複数台構成や予備ポンプの有無で変わる作業時間

給水ポンプは、一般的に複数台で構成されています。

そのため、1台のポンプを交換時にもう1台を稼働させれば断水時間の短縮、また断水を避けることも可能です。

さらに、予備があれば故障したポンプの修理・交換工事時間の断水を大幅短縮、また避けることも可能ですので頭に入れておきましょう。

給水トラブルを防ぐための業者選びの重要性

給水ポンプ交換における居住者トラブルを避けるためには、工事を行う業者選びが重要です。

例えば、信頼できる交換業者であれば事前調査を徹底し、さらに適切で最もスピードを意識した工期を提案してくれます。

マンションの給水ポンプの交換実績が豊富、「指定給水装置工事事業者」など公的資格を保有している、依頼者側に寄り添った健全な見積もりの提案など、優秀な業者選びが重要です。

まとめ

マンションの給水ポンプは、マンション各戸に安定した給水を行うための重要な存在です。

だからこそ定期的なメンテナンスが重要であり、異変を感じたらすぐに修理、また交換対応が必要になります。

マンションの給水ポンプの交換作業時は、どうしても断水時間が発生するため住民とのトラブル発生の危険性は避けられません。

できるだけ理解を得ること、できる限り工期を短くするなど、トラブルを避けるための知識を取り入れておきましょう。