浴槽の入浴剤着色汚れが気になる!お掃除の仕方と予防策は?プロに頼んでスッキリしよう!

目次

皆さんは入浴する際に入浴剤を使用していますか?

入浴剤にはさまざまな効能があるので使いたくなりますが、入浴剤を使用する際に気を付けたいのが、入浴剤による浴槽の着色汚れです。入浴剤の色素が浴槽に残って汚れていくため、定期的に掃除する必要性があります。

それでは、なぜ入浴剤を使うと着色汚れが起こるのか、着色汚れの落とし方や予防法などをご説明しましょう。

浴槽入浴剤着色汚れの原因と対策

入浴剤の色素が浴槽に残る仕組みは

入浴剤の色素が浴槽に残ってしまうのは、入浴剤に使われている着色料が浴槽に付着することが原因です。

もちろん1回や2回程度使っただけで浴槽が汚れることはありませんが、使用頻度が高いほど着色料が浴槽に残りやすくなります。また、浴槽に目に見えない細かな傷がついている場合、細かな傷に着色料が入り込んで溜まりやすくなるため、いつもより汚れて見えることもあるでしょう。

入浴剤の種類と着色汚れの関係とは

着色汚れと一口に言っても、入浴剤の種類によって汚れの原因は大きく違ってきます。

入浴剤によって含まれている成分が違うため、着色汚れに大きな影響を与えます。たとえば温泉成分の硫黄を含んだ入浴剤の場合、変色や腐食の原因になりますし、塩化ナトリウムや炭酸カルシウムも同様に汚れる原因になるので注意が必要です。

入浴剤はピンクや青、黄色などさまざまな色味を出してくれますが、それらの着色料の色素沈着によって着色汚れが発生することを覚えておきましょう。

入浴剤を使うときの注意点

入浴剤を使用するときの注意点は、一度使ったらそのままにしないこと、追い炊きをしないことです。

入浴した後のお湯をそのままにしておくほど色素沈着によって浴槽に着色料が付着しやすくなります。また、追い炊きも同様に入浴剤の成分が配管内を通ることでサビや劣化の原因となるのでやめておきましょう。

入浴剤の使用頻度が高いのもNGですし、2種類以上の入浴剤を混ぜて使うのもおすすめできません。

入浴剤は混ぜて使うものではないため、一緒に使うとせっかくの効能が失われてしまいます。

浴槽入浴剤着色汚れの落とし方

汚れの色に合わせた洗剤の選び方

入浴剤による着色汚れを落とす場合、汚れの色に合わせた洗剤を選ぶのがおすすめです。

汚れの色に合わせた洗剤の選び方は、以下の通りです。

  • 黄色い汚れ:酸性の洗剤
  • 白い汚れ:クリームクレンザー
  • 茶色い汚れ:酸性の洗剤かクリームクレンザー
  • 青い汚れ:クエン酸

主に以上の洗剤を使って落とすことができます。

どれも家にないという人は、カビ取り剤でも落とせます。カビ取り剤には色素を分解させる効果があるので、色素沈着した入浴剤の汚れを効率良く落とすことができるでしょう。

だだ、家庭用では落ちない汚れもありますのでその場合は一度プロに頼んだ場合の費用感も調べてみるといいでしょう。
プロに依頼することで体力や時間がかかるお風呂の着色汚れが一度にスッキリし、快適なお風呂時間を過ごすことが出来ます。

液体洗剤を使うときのコツ

液体洗剤を使うときは、必ず窓を開けて換気をしつつ、ゴム手袋をつけてから掃除するのが大前提です。

特に酸性の洗剤やクリームクレンザーなどは刺激が強い上に研磨剤が含まれているため、素手で掃除していると肌を傷つけてしまいます。別の洗剤を使う場合も、洗剤が混ざり合うことで有毒ガスが発生するため、必ず一つの洗剤のみを使用して掃除しましょう。

メラミンスポンジの使い方と注意点

メラミンスポンジを使用する場合、洗剤を含ませてから軽く擦るように汚れを落としていくのが基本的な使い方です。

メラミンスポンジは目が粗く、少し擦るだけでも大抵の汚れが落ちるので効率良く掃除することができます。

ただし、気を付けておきたいのは、決して強い力で擦らないようにすることです。柔らくても研磨剤が入ってるので、強い力で擦ると浴槽を傷つけてしまい、汚れが付着しやすくなってしまいます。

ただしご自宅の浴槽が樹脂系やポリ系の場合はメラミンスポンジを使うとツヤがなくなったり浴槽の色が落ちてしまう場合があるので使用は控えましょう。

浴槽入浴剤着色汚れを予防するには?

入浴後の浴槽のお手入れをしよう

入浴剤による着色汚れを防ぐには、入浴後に浴槽のお手入れをするのがおすすめです。

入浴後に栓を抜いてお湯をすべて流し、浴槽をシャワーで一通り洗い流してからしっかりと乾燥させると効率良く汚れを防ぐことができます。

入浴剤の量や色によって汚れは変わる

入浴剤による着色汚れは、どのくらい使ったのか、どんな色だったかによって汚れが変わってきます。

入浴剤を一度にたくさん使えば、それだけ多くの着色料が良く巣に付着するので着色汚れが発生しやすくなるでしょう。入浴剤の色によってその後の掃除方法も変わるため、どのくらいの量の入浴剤を使ったのか、どんな色だったのか覚えることが大切です。

浴槽の素材に合わせた掃除方法とは

浴槽に使われる素材は、大きく分けてFRP製やポリ製、ステンレス製の3種類があります。

FRP製はガラス繊維強化プラスチックなので丈夫なのがポイントです。ちょっとやそっとではキズが付きにくいため、よほど力を込めすぎなければメラミンスポンジで擦っても問題ありません。

ポリ製の場合、キズが付きやすいのでメラミンスポンジを使うときは優しく擦ることを心がけましょう。また、研磨剤が含まれている洗剤を使う場合は少量に留めることが大切です。

ステンレス製はポリ製ほどではありませんが、傷が付きやすいので研磨剤を含む洗剤を使うなら少量に抑えましょう。また、掃除するときは目に沿って擦るのがポイントです。

青い入浴剤の色の他にも実は浴槽の青い汚れの原因は他にもあります。
「銅石鹸」とは、水道水や浴槽に含まれる銅イオン(銅配管から溶け出す場合があります)が、石鹸やシャンプーなどに含まれる脂肪酸と反応して生成される化合物で、「銅石鹸(Copper Soap)」と呼ばれ、青や緑の色を発生させることがあります。

銅石鹼が発生する原因としてその他にも温度が高くなる配管なので銅イオンが溶けやすかったり、浴槽には長時間お湯をためるので銅が付着しやすいなどの理由があげられます。

銅石鹼自体は人体に影響を及ぼすことはありませんが、見た目が気になりますしほおっておくと汚れが落ちにくくなる可能性があります。

銅石鹼を落とすには酸性の洗剤やクエン酸を使った掃除方法が効果的です。
軽い汚れの場合は市販のお風呂用洗剤やクリームクレンザーなどで優しく洗えば落ちますが、とれにくくなってしまった汚れにはクエン酸を薄めてスプレーし少し放置してから洗いながすか、重曹とクエン酸の併用をおすすめします。

銅石鹼を予防するには湯船に入る前に体についた石鹸の汚れをよく落としてから浸かるようにしたり、入浴後はすぐに浴槽を洗い流す習慣をつけるといいでしょう。

浴槽入浴剤着色汚れの掃除はプロに任せよう

業者に依頼するメリット

入浴剤による着色汚れの掃除を業者に依頼するメリットとして、プロの視点で効率良く汚れを落としてくれることが挙げられます。

専用の道具や洗剤などを使ってあっという間に着色汚れを落としてくれるため、忙しくて時間がない人などにおすすめです。

業者に依頼する前にやっておくこと

掃除を業者に依頼する前に、どのくらいの料金がかかるのか必ずチェックしておきましょう。

業者によって浴槽の掃除にかかる費用が違うため、必ず事前に料金の見積もりを行う、複数の業者を比較することが大切です。

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まとめ

普段から入浴剤を使っている人にとって、浴槽の着色汚れは盲点かもしれません。

しかし、入浴剤を使っている人ほど浴槽が次第に汚れていく可能性が高いため、定期的に洗剤やメラミンスポンジで掃除することが大切です。

もしも忙しくて時間がなかったり、自分で掃除してもなかなか汚れが落ちなかったりする人は、プロの業者に依頼してみてはいかがでしょうか。