天井埋め込み型エアコンのクリーニング方法!プロに依頼すべき理由や費用も紹介

目次

家庭用エアコンでは壁掛け型が一般的ですが、天井埋め込み型のエアコンを設置している方もいます。

しかし、エアコン本体が天井に埋め込まれており、掃除方法が分からない場合や、家庭で掃除ができるものなのか気になる方もいるでしょう。

この記事では、天井埋め込み型の家庭用エアコンに付着する汚れや、自分でできる掃除方法を解説します。

天井埋め込み型エアコンは、場所を取らないことで人気のタイプです。

壁掛け型のエアコンと比較して室内で圧迫感を覚えにくく、空間を広く感じさせます。

壁掛け型エアコンは表面や本体の上にホコリや汚れがたまりやすいですが、天井埋め込み型エアコンは本体や上部には汚れが付きません。

また、空調効率も高く、壁掛け型よりも節約効果が高いです。

なお、家庭で使用される天井埋め込み型エアコンには2つの吹き出し口タイプがあります。

吹き出し口が1つの機種は「1方向タイプ」であり、リビングや狭い部屋で使用することが多いです。

吹き出し口が2つの機種は「2方向タイプ」で、リビングやダイニング、キッチンや面積が広い場所に設置されます。

天井埋め込み型エアコンは掃除が困難なように見えますが、自分で掃除できる部分もあります。

フィルター、フロントパネル、吹き出し口に付いているルーバー(羽根)は掃除が可能です。

ただし、熱交換器、ドレンポンプ、ファンは複雑な構造をしており取り外しや掃除、設置が難しいため、専門業者に対応してもらいましょう。

自分で掃除をする場合は、必要なものを準備します。

  • タオル
  • 中性洗剤
  • スポンジ
  • 掃除機
  • 新聞紙やビニールシート
  • 脚立

エアコンの床に新聞紙を敷くと、汚れやホコリを掃除しやすくなります。

エアコン本体の掃除を行う前に、感電を防ぐためにブレーカーをオフにし、電源プラグを抜いておきましょう。

次にエアコンのフロントパネルを開けます。

フロントパネルの開け方はメーカーや機種によって異なるため、必ず取扱説明書を確認しましょう。

フロントパネルを開けて、フィルターを取り外します。

フィルターやフロントパネルに付いている汚れを掃除機で吸い取ります。

掃除機で取り除けないホコリや汚れは、水洗いしましょう。

機種によってはフロントパネルを水洗いできないものがあるため、取扱説明書を確認することが大切です。

水洗いする際は、少しだけ中性洗剤を付けてスポンジでこすります。

ただし、強くこすりすぎると傷が付く可能性があるため、注意が必要です。

洗ったフィルターやフロントパネルの水をタオルで拭き取り、日光が当たらない風通しが良いところで乾かします。

フィルターを乾かさずにエアコンに戻すと、残った水分からカビが発生する可能性があるため、必ず十分に乾かしましょう。

天井埋め込み型エアコンの掃除を専門業者に依頼した場合、個人では行えない高圧洗浄をします。

なお、エアコン周辺は保護シートでしっかりと保護されるため、部屋が汚れることはありません。

パネル、フィルター、ドレンパン、ファンを取り外し、熱交換器はエアコン本体に付けた状態で高圧洗浄を行うため、短時間で清掃が完了することもメリットです。

エアコン内部の掃除が清掃の重要なポイントであり、高圧洗浄機を使用して内部のファンや熱交換器を清掃します。

高圧洗浄機の強い水圧でカビやホコリ、汚れが小さな部分からしっかりと取り除かれます。

高圧洗浄で大量の水を使用し、エアコン内部の洗浄剤を洗い流すため、エアコン内部に汚れや洗浄剤が残ることはありません。

また、取り外した各パーツや、エアコン本体には付いていない吹き出し口も徹底的に清掃することが可能です。

水が溜まりやすいドレンパンやドレン管は汚れが蓄積するため、長期間放置していると詰まりの原因になります。

専門的な清掃では、専用の道具ですべてのパーツをきれいに掃除し、詰まりも防げます。

業務用の洗剤を使うことで、カビや細菌を除去し、エアコンを清潔に保つことができるでしょう。ここでは、プロに依頼した場合の費用や作業時間の目安を紹介します。

天井埋め込み型のエアコンのクリーニング費用相場

天井埋め込み型エアコンは構造が複雑なため、専門の業者に依頼する方が安全です。

ここでは、天井埋め込み型エアコンの掃除依頼した場合の費用相場、依頼するのに適したタイミングを紹介します。

天井埋め込み型エアコンの掃除費用は、1台につき20,000~50,000円程度です。

費用は業者ごとに異なるため、あらかじめ見積もりを取りましょう。

天井埋め込み型のエアコンのクリーニング時間目安

天井埋め込み型エアコンの掃除の所要時間は、1台につき約2~3時間です。

しかし、汚れの程度、台数、機種によって作業時間は若干異なります。

天井埋め込み型のエアコンのクリーニングを頼む時期

エアコン掃除の費用は、依頼する時期によって大きく異なります。

6月〜8月はエアコン稼働率が上がります。

シーズンが始まるとエアコン掃除業者が忙しくなり、費用が高くなり、すぐに掃除できない場合もあります。

そのため、4月~5月や夏の終わり頃の9月〜10月に依頼することがおすすめです。

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まとめ

エアコンを何年も放置して汚れを蓄積させると、徐々に汚れが取れにくくなります。

頻繁にエアコンを掃除すると、カビや汚れの発生を最小限に抑え、掃除時間も短くすることが可能です。

専門業者に依頼をするとエアコンを破損させるリスクもなく、汚れや洗剤、水分を残さず隅々まで清掃ができます。

天井埋め込み型エアコンの掃除は無理をして自分で行わず、専門知識と経験が豊富なプロに依頼しましょう。