排水口を掃除する頻度はどれくらい?掃除はなぜ大切なのか解説します

お風呂の排水口を汚さないようにするにはどうすればいい?排水口のお手入れ方法を解説します

目次

皆さんはどのくらいの頻度で排水口を掃除していますか?
油断しているとあっという間に雑菌が増殖して悪臭を発生させるので、定期的に掃除する必要性があります。
排水口の掃除を怠っていると、それはもう悲惨なことになるので面倒でも掃除した方が気分的にも衛生的にも良いでしょう。
それでは、排水口を掃除する頻度はどのくらいが良いのかご説明しましょう。

 

排水口の「掃除」がなぜ大切?

 

排水口の掃除がなぜ大切だと言われているのは、放置するほど雑菌が増殖して悪臭を発生させてしまうからです。
悪臭は精神的にも衛生的にも良くありませんし、何より雑菌が際限なく増殖している状態なので病気の原因にもなりかねません。

排水口は見るからに汚いので掃除するのが面倒だったり億劫だったりするかもしれませんが、掃除を怠っているほど現場は悲惨な状況になります。
疲れていたり共働きだったりすると排水口の掃除をするのは面倒に思いますが、それでもできる範囲で掃除を行った方が良いでしょう。

 

排水口を掃除する頻度

 

排水口を掃除する頻度は、排水口の場所ごとに大きく違います。
毎日掃除しなければならない場所もあれば、数日に1回で良い場所もあります。
いずれにしても掃除するとなれば、適切なアイテムと方法で排水口を綺麗にすることが大切です。

 

排水口の掃除頻度・掃除ポイント・掃除アイテム・掃除方法

 

排水口の場所別の掃除頻度や掃除ポイント、掃除アイテム、掃除方法は、以下の通りです。

場所

掃除頻度

掃除ポイント

掃除アイテム

掃除方法

キッチン

2日~3日に1回

最初に目に見えるゴミを取り除いておきます。

排水口の奥まで掃除したいなら、長めのパイプブラシを用意しましょう。

重曹

クエン酸

重曹100gとクエン酸50gを用意します。

排水口に重曹をふりまき、次にクエン酸をふりまきます。

シンクに湯を注いで溜めてから一気に洗い流します。

浴室

毎日

入浴後の排水口の髪の毛は必ず取り除いておきましょう。

歯ブラシ

ゴム手袋

ビニール袋

中性洗剤

最初に目に見えるゴミを取り除いておきます。

汚れている場所に中性洗剤をかけて、使わなくなった歯ブラシで優しく磨き落とします。

それでも落ちない場合は水1:洗剤1の割合で薄めた中性洗剤をつけおきしてから磨き落とすのがおすすめです。

洗面所

1週間に1回

最初に排水口の蓋を取って、目に見えるゴミを取り除いておきます。

パイプクリーナー

パイプクリーナーを用意します。

汚れのレベルに合わせてパイプクリーナーを流し込みます。

指定の時間だけ放置します。

時間がやってきたら大量の水で洗い流しましょう。

トイレ

2日~3日に1回

家にあるものだけで代用できるのがポイントです。

事前にトイレブラシである程度掃除しておきましょう。

重曹

お酢

重曹を排水口に150gほど入れます。

お酢を300gほど入れます。

50℃程度のお湯を便器の半分ほど注ぎます。

大体1時間ほど放置します。

多量の水で洗い流しましょう。

 

流石に定期的な掃除となるとそこまで大がかりな掃除を行う必要性はないので、以上のような簡単な掃除を行うだけで問題ありません。
特に重曹やクエン酸、お酢などがあれば手軽に掃除ができるので常備しておくのがおすすめです。
クエン酸はお酢でも代用できるので、料理にも使えて一石二鳥です。

 

おそうじがラクになるグッズ、裏ワザ

 

普段のお掃除が楽になるグッズや裏技があれば、いつものお掃除も楽になります。
毎回掃除するのも大変なので、楽な方法があれば知っておきたいですよね。
それでは、お掃除が楽になるグッズや裏技についてご説明しましょう。

 

クリーナー系を使う

 

排水口の掃除を非常に楽にできるのが、クリーナー系を使う方法です。
パイプクリーナーやトイレクリーナーなどのクリーナー系を使うことによって、普段の掃除が非常に楽になります。
しかも洗浄力や汚れの落としやすさも非常に強力なので、定期的に使うだけで排水口の汚れを落としてくれるでしょう。
使い方も簡単で、汚れのレベルに合わせてクリーナーを注ぎ込むだけ。
後は所定の時間だけ放置して、その時間を迎えたらしっかりと洗い流すだけでいいので簡単です。

 

ぬめり防止タブレット

 

もう一つおすすめなのが、ぬめり防止タブレットです。
その名の通りぬめりを防ぐタブレットですが、使い方は排水口にタブレットを置くだけ。
このタブレットは抗菌仕様になっていて、排水口に置くだけで徐々に成分が溶け出してくるのでカビや雑菌が繁殖するのを防いでくれます。
普段からタブレットを置いておくだけでぬめりが発生しにくいため、普段の掃除をグッと楽にしてくれます。

 

髪の毛キャッチシール

 

こちらは排水口に髪の毛を流さないようにするためのキャッチシールで、貼り付けるだけで手軽に掃除ができます。
髪の毛があるのとないのとでは掃除の手間が全く違うので、手軽に掃除ができるのが大きなメリットです。
しかも汚れたら貼り替えるだけでいいので、髪の毛を排水口に流したくない時におすすめです。

 

まとめ

 

排水口の汚れは定期的に掃除することによって取り除くことができますが、毎回掃除するのはとても大変です。
浴室の排水口は毎日掃除するのが得策ですし、他の排水口も2日~3日、1週間に1回など掃除する頻度が多いと感じる人もいるでしょう。
しかし、手軽に掃除できる方法やアイテムがあるので、それらを活用すれば排水口の綺麗さを維持することができます。
排水口の掃除を怠っているとあっという間に汚れて悪臭を放つようになるため、普段の手入れが欠かせません。

 

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参考動画 汚れがたまった排水口とシンクを掃除